NTTドコモが2015年に発売した「dTVターミナル」。
しかし、この名前を聞いてもピンとくる人はほとんどいないでしょう。
じつはdTVをテレビで見るために作られたものなんです。
今回はこのdTVターミナルの機能性や接続方法などについて紹介していきます。
この記事の内容
dTVターミナルとは?
「dTVをテレビ画面でたのしみたい」
そんな人のために作られたのが、このdTVターミナルです。
専用のリモコンがついているので操作もカンタン!
テレビ番組をみるときと同じような感覚で使用できます。
ドコモユーザーじゃなくてもdアカウントさえ持っていれば視聴可能です。
価格はどれくらい?
dTVターミナルの定価は7,538円(税込)です。
接続もカンタンなので工事費用などは一切かかりません。
それと実質年率0%で分割払いに対応しているのも魅力的です。
12回と24回の分割払いに対応していて、24回払いだと月々314円で利用できます。(※端数は初月分に加算)
分割払いの受付時には審査があるそうですが、それさえクリアすればOKです。
dTVターミナルが対応している機能
- You Tube
- ミラキャスト
- 自分が持っている写真や動画を見る
dTVターミナルでは、上記のような機能にも対応しています。
そもそもdTVを見るためにつくられたので、汎用性があまりよくありません。
ほかのメディアプレーヤーと比べると、やや劣っている印象ですね。
You Tubeにも対応してるよ
dTVターミナルのメインの使用目的はdTVを見ることですが、会員じゃなくても利用できるサービスがあります。
You Tubeなら月額料金を払わなくていいので、dTVを一時休止しているときに最適です。
ただしYou Tubeのためにこの機械を買うのはおすすめできません。
もっと汎用性が高いクロームキャストやFire TV Stickなどをおすすめします。
Androidユーザーならミラキャスト
ミラキャストは、Android端末の画面をテレビに映す機能です。
スマホの画面をそのままテレビに映せるので、動画以外にもゲームを楽しんだりフリマアプリで洋服を探したりなど、いろいろな使いみちがあると思います。
ただしミラーリング機能に対応したAndroidスマホじゃないと使えないので気をつけてください。
また、グーグルプレイ内の動画はミラキャストに対応していません。
自分が持っている写真や動画を見る
dTVターミナルに内蔵されている「マイメディア」というアプリを起動させると、自分が持っている写真や動画をテレビに映せます。
みんなで旅行やイベントなどの思い出を振り返りたいときは便利ですね。
お子さんがいる家庭にもおすすめできます。
dTVターミナルでの視聴に必要なもの
- HDMI端子内臓のテレビ
- ネット環境
では、dTVターミナルの利用に必要なものを紹介していきます。
といっても、基本的なものは全部まとめて付属されているので、用意するものはほとんどありません。
HDMI端子内臓のテレビ
用意するものと言いましたが、テレビはほとんどの人がすでに持っていると思います。
HDMI端子がついているものであれば、なんでもOKです。
大抵のテレビにはHDMI端子がついていると思います。
ネット環境
dTVターミナルを利用するなら、ネット環境が必要です。
大抵の方はWi-Fiを使っていると思いますが、有線ケーブルしかないという方でも接続できるので安心してください。
ちなみにクロームキャストやFire TV Stickだと、Wi-Fiしか使えません。
この点だけで見れば、dTVターミナルが便利かもしれません。
dTVターミナルでの視聴に必要なもの
- dTVターミナルの電源コードをコンセントに刺す
- dTVターミナルとテレビをケーブルでつなぐ
- インターネットに接続する(有線 or Wi-Fi)
つぎは接続方法を紹介していきます。
接続はたったの3ステップなので、機械が苦手な方でも安心してできますよ。
まずはdTVターミナルの本体に電源ケーブルを取り付けてそのままコンセントにつなぎます。
そのあと付属されているHDMIケーブルで、本体とテレビをつなぎます。
さいごにdTVターミナルを起動させて、Wi-Fiか有線のどちらかを選択し、ネットにつなげば完了です。
Wi-Fiに接続する場合、パスワードを打ち込む作業があるので、事前にルーターのパスワードをメモしておくとスムーズに進むでしょう。
dTVターミナルのメリット・デメリット
メリット | ・据え置き型メディアプレーヤーの中では価格が安い ・有線ケーブルでつなげるから通信が安定しやすい ・接続やセットアップがカンタン ・専用リモコンがついていて操作しやすい |
---|---|
デメリット | ・dTVユーザー以外は持つメリットがない ・対応機能が少ない |
dTVターミナルのメリットとデメリットを上記にまとめました。
この結果から、
- dTVのヘビーユーザー
- Wi-Fiの環境がない
上記の2つに当てはまる人は、dTVターミナルを買うメリットがあるといえます。
それ以外のサービスを利用している人は、クロームキャストやFire TV Stickなどを購入しましょう。
有線ケーブルで接続が可能なほかの商品と比較してみた
dTV ターミナル |
Amazon Fire TV(※1) |
Apple TV | |
---|---|---|---|
価格 | 7,538円(税込) | 11,980円(税込) | 32GB:19,870円(税込) 64GB:26,780円(税込) |
HDMIケーブル | 付属 | 別売り | 別売り |
対応動画 サービス |
dTV You Tube |
dTV Hulu NETFLIX U-NEXT Amazonプライムビデオ DMM.com You Tube |
dTV Hulu NETFLIX You Tube |
4K対応 | ◯ | ◯ | ×(※2) |
特徴 | dTVに特化している | 幅広いサービスに対応している | リモコンにSiriを搭載している |
※1:Fire TV Stickとは異なる商品です。
※2:第5世代から対応になるといわれています。
dTVターミナルと同じ据え置き型のメディアプレーヤーはほかにもあるので比較してみました。
価格で比べてみるとdTVターミナルが安いのがわかります。
しかし、ほかの動画サービスへの対応可否でくらべると、Amazon Fire TVが圧倒的に有利です。
Apple TVはすこし価格が高いので、デザイン性にこだわりたい方やアップル製品のファンの方にはおすすめします。
dTVだけを使い続けるのであればdTVターミナルで問題ないでしょう。
HDMIケーブルを付属してくれているので、わざわざ自分で用意する必要がありません。
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まとめ
今回はdTVターミナルの詳細について紹介しました。
冒頭でも書きましたが、この機械はdTVユーザーのためにつくられたものです。
そのため、ほかの動画サービスを使っている方や今後ほかのサービスにのりかえる可能性がある方にはおすすめしません。
「dTVのヘビーユーザーかつWi-Fi環境がない」という人にはおすすめします。