「アァーッ!!動画がプチプチ止まって鬱陶しィイイーッ!!」
あ、もしかして、それ・・・回線スピード速度が足りないんじゃないでしょうか?
というのも、ネット動画は回線の速度が足りないとスムーズに見ることができないのです。
ネットの速度を見直すことで、ストレスフリーな動画環境を取り戻せるかもしれません。
この記事の内容
各動画配信サービスによって推奨環境が違うんです!
- Hulu
- U-NEXT
- dTV
- NETFLIX
- You Tube
動画配信サービスといえば上記のようなものが有名ですよね。
そして、みなさんに知っておいてほしいことがあります。
それは動画配信サービスによって、それぞれ推奨環境が違うということです。
「どのサービスをよく利用するか」をまず考えてみましょう。
各サービスの推奨利用環境
では、それぞれの推奨環境について説明していきます。
動画サービス | 推奨環境 |
---|---|
Hulu | 3Mbps~5Mbps |
U-NEXT | 2Mbps~ |
dTV | 2Mbps~4Mbps |
NETFLIX | 0.5Mbps~(標準:1.5Mpbs~) |
You Tube | 0.5Mbps~ |
※「Mbps(メガビーピーエス)」は、通信速度を表す単位です。
You Tubeの必要通信速度が一番小さく、反対にストリーミング再生しか対応していないHuluが一番大きいという結果になりました。
また、画質を変えると必要通信速度が変わるところもあるので注意してください。
ネットの通信速度は、「3Mbps」を目安にしよう
通信速度が一番必要なHuluで、最低3Mbpsの速度が必要です。
なので3Mbpsあれば、十分だといえるでしょう。
配信サービスによっては2Mbps出ていれば問題ないところもありますが、余裕があればその分快適に見ることができますね。
じつは光回線にこだわらなくても大丈夫なのです
「ネットで快適に動画を見るためには、光回線の方がいいんでしょう?」
そう思っている人は、意外におおいものです。
しかし、必要通信速度をしっかりクリアしていれば、光回線でなくても問題なく動画を視聴することができます。
例えば、WiMAXでも快適に見られるということですね。
動画を再生する機器のスペックによって快適さも変わる
ここまでの流れを見ると「回線の通信速度だけ気をつければいい」と思うかもしれませんが、じつはそこだけではありません。
- どの端末で再生するか
- その端末のスペックに問題はないか
など他にもチェックしないといけないところがあります。
光回線を使用していたとしても、端末のスペックが低ければ、快適に動画を視聴することはできません。
とはいいながらも、最新に近い端末はどんどんスペックが上がっており、動画の再生にもかなり対応してきています。
しかし、一昔前のモデルを使っている方は、もう一度スペックに目を向けた方が良いでしょう。
再生機器を選ぶときの注意点
動画を再生する端末はPC・スマホ・タブレットなどいろいろあるけど、見るべきところはCPUとメモリ。
CPUとはPCの脳みそ的な存在で、この性能が高ければ高いほど、処理能力が早くなります。
メモリ(別名:RAM)は、よく「机の広さ」に例えられます。数字が大きいほど、複数の作業を同時進行できるということです。
つまり、この「CPU」と「メモリ」が動画再生の快適さを左右するので、「いつも動画が重たいなぁ」と感じる人は一度確認してみましょう。
画質を抑えれば必要な通信速度が下げられるよ
どうしても再生する端末のスペックが低いときは「動画の画質を下げる」という裏技もあります。
【例えば、You Tubeの場合】
普通に動画を再生すると画質が「自動調整モード」になっているのですが、手動で調整しなおすことができます。
You Tube動画の右下のあたりをクリックすると、「144p、240p、360p、480p」という文字が現れます。
数字を小さくすれば画質が抑えられるので、困っているときはぜひ試してください。
逆に、高画質で見たいならネットの通信速度にこだわろう!
「画質を下げて快適になったのはいいけど、動画が美しくない…(泣)」
そうなってしまうと、本末転倒ですよね?
だから高画質動画を見るための速度も調べてみました。
そもそも高画質ってなに?
高画質な動画とは、一般的に「HD・フルHD・4K」などを指します。
ちなみにみなさんが普段見ている地デジ放送は「HD」画質で、ブルーレイは「フルHD」になっています。
標準的なのはSD画質で、これはDVDと同じぐらいの画質です。
そして、いまのところ最高ランクなのは「4K」です。
【通常画質との比較】
画質名称 | 画素数 | 通常との比較 |
---|---|---|
SD(通常・DVD) | 720 × 480ピクセル =0.3メガピクセル |
1倍 |
HD(地デジ) | 1440 × 1080ピクセル =1.5メガピクセル |
約5倍 |
フルHD(ブルーレイ) | 1920 × 1080ピクセル =2.1メガピクセル |
約7倍 |
4K | 3840 × 2160ピクセル =8.3メガピクセル |
約28倍 |
いい画質にすれば必要な通信速度もあがる
「高画質でハイクオリティな動画を楽しみたい」といえど、画質を良くすればするほど、必要な通信速度もあがってしまいます。
【例えば、NETFLIXの場合】
SD画質 | 3Mpbs |
---|---|
HD画質 | 5Mbps |
4K画質 | 25Mbps |
というように必要な通信速度が変化していきます。
You Tubeでも同じようなことがいえるので、ぜひ参考にしてください。
高画質な動画を「快適」に見るための通信速度とは?
動画を快適に見たいのなら、通信速度にはいつでも余裕をもたせておくのがベスト!
その理由は、ネット環境や住んでいるエリアによって、快適さに差が生じることがあるからです。
特にデータが重たい4K動画の場合なら、推奨速度よりもさらに速いネット回線を用意しておきましょう。
4K動画を快適に見るなら、速さは「40Mbps」で十分だといわれています。
通信速度にこだわるなら光回線
やはり通信速度が速いといえば、「光回線」を思い浮かべると思います。
その中でも速さに定評がある回線なら、4K動画を快適に楽しめるでしょう。
ただし、住んでいるエリアや建物の種類(一戸建て or マンション)、動画を見る時間帯によって多少の差が生まれるので注意してください。
それでも動画が重いなら有線ケーブルを使おう
どんなに光回線の通信速度が速いといっても、4K動画は環境によって重いこともあります。
そういうときは、無線ではなく有線につなぎかえるのも1つの手段です。
カフェでも動画が見られる!Wi-Fiを提供しているカフェスペースを比較
外で動画を楽しみたいときに使いやすいのが、フリーWi-Fiを飛ばしているカフェです。
手持ちのスマホで再生してしまうと、通信量がかさみますからぜひともWi-Fiを利用したいものです。
それに何かの待ち時間や、通信量の節約でカフェにいくのは今や定番になっていますから。
ということで、人気カフェのWi-Fi事情について調べてきました。
スタバのWi-Fi環境
無料Wi-Fiを提供しています。
Wi-Fi検索画面で「at_STARBUCKS_Wi2」という名前を探し、利用規約に同意すればタダで利用が可能です。
そのほか、有料Wi-Fiやコンセントもあるので、非常に使いやすいのが特徴です。
ドトールのWi-Fi環境
無料Wi-Fiは提供されていませんが、有料Wi-Fiであれば「Wi2 300」や「フレッツスポット」に対応しています。
経営が同じである「エクセルシオール」「コロラド」「エクセシオール」なども同様です。
ちなみに、今回紹介しているなかで唯一コンセントがないので注意。
タリーズコーヒーのWi-Fi環境
無料Wi-Fiが提供されていますが、1日1時間限定です。
まぁ、少しの空き時間に利用するぐらいであれば、1時間でも十分でしょう。
Wi-Fi検索画面で「tully’s Wi-Fi」を探せば、ゲストIDで利用できますので、登録する必要はありません。
コンセント〇。
コメダ珈琲のWi-Fi環境
無料Wi-Fi「FREESPOT」を提供していますが、これはメール認証をしないと使えません。
最初がめんどくさいですが、長時間滞在しても文句をいわれないため非常に使いやすいカフェです。
コンセント〇。
【まとめ】画質へのこだわりに応じて最適なネット速度を選ぼう
今回は動画を快適に見るためのネット速度について書きました。
しかし、人によって画質へのこだわりはちがうので、どの回線がおすすめなのかは決められません。
- 標準画質でサクサク見たいタイプ
- キレイな映像にこだわりたいタイプ
それぞれ自分のこだわりに応じて、最適なネット速度を選んでみてください。